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【やさしく解説】算定基礎届の提出(定時決定)とは?

2025.06.10

お役立ち情報

【やさしく解説】算定基礎届の提出(定時決定)とは?

7月になると社会保険に加入しているすべての事業所において、「算定基礎届(定時決定)」の提出が求められます。
これは、従業員の健康保険料・厚生年金保険料を決定する大切な手続きです。
今回は、この算定基礎届の基本と実務上の注意点について、わかりやすく解説します。

算定基礎届(定時決定)とは?

算定基礎届とは、4月、5月、6月の3か月間に支払った給与をもとに、9月からの保険料を決定するための届出です。
この手続きは「定時決定」とも呼ばれ、健康保険・厚生年金保険の標準報酬月額を決定する基準になります。
提出期限は毎年7月10日
この届出をもとに、従業員本人の保険料と会社負担分が決まるため、正確な処理が必要です。

実務上の注意ポイント

算定基礎届を作成する際には、以下の点に特に注意が必要です。

  • 給与は「実際の支払日」で集計する
    例:6月分の給与でも、支払日が7月なら集計対象外になります。

  • 固定的賃金だけでなく、通勤手当・残業手当・各種手当などの「変動手当」も含む
    支給された総額を正確に記載しましょう。

  • 賞与は対象外
    賞与には別途「賞与支払届」の提出が必要です。
    なお、年に4回以上賞与を支給している場合、その支給額は「通常の報酬」とみなされ、算定基礎届に含める必要があるため注意しましょう。

  • 休職・産休・育休中の従業員の扱いに注意
    対象月に報酬がない場合、提出の必要がなかったり、特例的な対応が必要な場合があります。

  • 短時間労働者(パート・アルバイト)・役員も対象
    社会保険に加入している従業員であれば、雇用形態にかかわらず対象になります。

  • 記載ミスは後の訂正手続きや、従業員の年金額・保険料負担に影響
    例年のルーティン業務ではありますが、丁寧な確認が大切です。

よくある質問

Q. パート社員にも提出が必要?
→社会保険に加入しているパート・アルバイトの方も対象です。

Q. 集計に含めるのは「支給日」?「勤務月」?
→あくまで「実際の支給日」で判断します。

Q. 間違って提出してしまったら?
→再提出が可能ですが、時間と手間がかかるため、事前の確認が重要です。

まとめ

算定基礎届は、従業員の社会保険料を正しく決定するための大切な手続きです。
毎年行う定例業務ですが、報酬の内容や就労状況の変化によって判断が分かれるケースも多く、慎重な対応が求められます。

ご不明点や対応が難しいと感じられた場合は、弊法人の顧問契約をご検討ください。

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